我が国の鉄道の輸送人員は、平成5年頃をピークに減少傾向が続いている。少子化も進行していることから、今後も輸送需要の増加は見込めない状況にあり、鉄道事業の経営環境は年々厳しくなっている。
鉄道車両は、路線ごとに仕様が異なることから、事業者ごとの注文生産となる。発注数も限られるため、同一形式を多数製造する場合よりも割高になる傾向にある。そのような状況の中、生産性の向上を目的として、通勤・近郊電車の標準仕様ガイドラインが日本鉄道車輌工業会により制定されている。
関東地区は相互直通運転を行っていることや、東日本旅客鉄道株式会社等のリーディングカンパニーが存在するなどの理由で標準車両は増加傾向にあり、メーカの生産性向上にも繋がっている。
一方、関西地区では、相互直通運転をしている路線は少なく、リーディングカンパニーもいないことから、標準車両の導入に至っていない。相互直通運転が想定されないなかで標準車両の導入を検討するためには、標準車両を導入したときの総合的な効果を明確することが必要である。
本調査は、関西地区に標準車両を導入した場合の総合的な効果について検証を行う。

入札案件情報に上記のような募集が出ていた。

上記調査をコンサルが落札するのかメーカーまたは商社がやるのかはわからないけど、標準化によるデメリットなんてヲタ的視点のものしかないだろうから、18m車、20m車(それぞれ3扉、4扉)何種類かで十分各社カバーできるんだろうなあ。

とはいえ、すでに最近の車種はそれなりに標準化は進んでいるとは思うけど。